定期検診(予防歯科)

むし歯や歯周病は、「痛くなってから治す」よりも、痛くなる前に防ぐことが最も重要です。
当院では、患者さんのお口の状態に合わせて、3か月に1回の定期検診を推奨しています。

検診はなぜ3か月に1回が必要なのか

● 歯周病菌は3か月で元のレベルまで増殖する

歯周病の原因となる細菌は、一度クリーニングや治療で減っても、
約3か月で元の細菌量に戻ることが分かっています。 そのため、3か月以上あくと再発リスクが高くなります。

● 歯石は歯ブラシでは取れない

毎日の歯磨きでは落としきれない歯石は、数週間〜数か月で再形成されます。
歯石が付くと細菌が増えやすく、歯周病が進行していきます。

● むし歯は初期なら「削らずに治せる」可能性がある

3か月ごとにチェックすることで、初期むし歯を発見し、 MTA治療・フッ素塗布・再石灰化のコントロールなど 削らない治療の選択肢が広がります。

定期検診で行うこと

1. 歯・歯ぐきのチェック

むし歯の有無、歯周ポケット、歯ぐきの炎症、咬み合わせなどを確認します。

2. バイオフィルム(細菌膜)の除去

家庭の歯磨きでは落とせない細菌の膜を、専用機器でしっかり除去します。

3. 歯石除去(スケーリング)

歯石は歯ブラシでは絶対に落ちないため、歯科衛生士が専門器具で除去します。

4. PMTC(専門クリーニング)

歯の表面をツルツルに磨き、細菌が再付着しにくい状態にします。

5. フッ素塗布

むし歯の再発を予防し、歯の再石灰化を促します。

定期検診を続けるメリット

  • むし歯や歯周病の早期発見・早期治療ができる
  • 重症化を防ぎ、歯を削る・抜く治療が減る
  • 結果として医療費の節約につながる
  • 歯の寿命が延び、将来の QOL(生活の質)が向上する
  • 口臭や汚れが改善し、見た目も清潔に保てる

当院の予防歯科の方針

「治療より予防」を最も重視しています。 患者さんが一生自分の歯で食事ができるよう、歯科衛生士が継続してサポートします。
お口の状態に合わせて、検診のタイミングやケア方法もご提案します。
何かあった時だけ来る患者さんについては、責任を持てませんので、他院を紹介する場合もございます。

まずは3か月後の次回予約をお取りください

症状がなくても、定期的にチェックすることで将来の大きな治療を減らすことができます。 お気軽にご相談ください。
重症な患者さんは、1か月、2か月となる場合もございます。

定期検診(予防歯科)に関するよくあるご質問

定期検診は何のために行くのですか?

むし歯や歯周病を早期に見つけ、治療が大きくなる前に防ぐためです。症状がなくても、定期的にチェックすることで歯を長く守ることができます。

痛みがなくても検診は必要ですか?

必要です。痛みが出るころには治療が大きくなることが多いため、「問題がない時こそ」来院していただくことが大切です。

定期検診を続けるとどうなりますか?

大きな治療が減り、歯を削る回数も少なくなります。結果として将来の歯の寿命が延び、生活の質の向上にもつながります。